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PORTFOLIO DAY

最終更新: 2018年8月28日


こんにちは、Tです。3月ですでにこっちは初夏みたいな気候ですが、一応桜も咲いてました。春ですね。

季節のご挨拶も早々に、今回は先日17日にあったアニメ科のビックイベント ”ポートフォリオデー”についてお話ししたいと思います!

各スタジオが興味を持った生徒の名前が掲示板に貼り出され、その中に運良く自分の名前があったら、つまりコールバックをもらえたら、自分のポートフォリオを持ってそのスタジオのブースに行って個別面談のチャンスにありつくわけです。仕組みとしてはこんな感じです。

で、私も一応、かろうじて今までの作品をかき集めてなんとか作ったポートフォリオを持って、早朝会場に出向いたんですが、第一印象としては、コミケみたいだなぁと(笑)上級生のブースは結構凝ってるものが多くて、ポートフォリオの他にデモリールを流すためのPCが開いてあったりとか、名刺が置かれてたりzineを無料配布してたり、人によってはキャラクターのモデルとかも置いてたりして、外観からすごいんですよ。ご自由にどうぞってお菓子置いてる人もいました(笑)勉強になるので色々見せてもらいたかったんですけれど、ポートフォリオの開いてあるページから何から全てきちんと整えられている様子を見ると、乱すのが怖くてちょっと触れませんでしたね…。

というのも、このイベントは主に、就職が近づいてくる上級生が主役なので、彼らにとってはこれが就活のひとつ。一方一年生はというと、まだまとめるほどの作品も満足に無いですしそもそもまだ在学期間があと数年ありますし、例年あまり一年生の名前は掲示板には挙がらないそうで。なので気合いの入り方も違うわけです。私のはというと、名刺もPCもないんで、ポートフォリオ一冊ポンと開いて、その横にレジュメ(笑えるほど真っ白)を置いて、で設置終了でした(笑)


8時半に追い出されるまま食堂に向って皆で朝ご飯を食べて、そして寮のベッドに直行。実はその前夜から徹夜で迎えた朝だったんで(なぜかポートフォリオのためでなくその日の課題が終らなかったからだったんですが)、そのまま午後の授業まで寝惚けてました。

正午、やっとの思いで起きて、シャワーを浴びてからいつものように授業の教室に向い、そこで会った友達が私の顔を見るなり、

「congrats!!」

突然の賛辞に訳がわからず面食らっていると、

「名前載ってたでしょ!T、コールバックもらったんだよ!!え、もしかしてチェックしてないの!!?」

そう叫んだ友達に引っ張られるようにして、状況が飲み込めないままに3階の会場に駆け上りました。そうなんです、チェックしてなかったんです(笑)清々しいほどに何も期待していなかったんで、会場の掲示板の事はまったく念頭になかったんですよ。いやあ本当に、その友達が教えてくれなかったらどうなっていたか・・

掲示板の周りにはすでに人だかりが。近づいてみると、たしかに名簿がたくさん貼ってあってありました。各スタジオごとに一枚ずつ貼ってあるので、30枚くらいあるんですよ、それも全て手書きの。この中から自分の名前を探すのかと気が遠くなったところを、またしても例の友達が手伝ってくれて、合計4つ見つけました!!

1つがDreameast、2つがDreamworksの部門別、そしてDisney Animation Studioの字の下に自分の名前を見た時はさすがにフラッときました。 すっかり動転しちゃって、とりあえず自分のポートフォリオは持ったもののどうしたらいいか分からなくて会場をウロウロするしかなくて、同じように興奮してどうしたらいいか分からない生徒があちこちでウロウロしてたんで、端から見たらかなり奇妙な風景になっていたんでしょうね。

やっと状況が飲み込めてくると、同じくコールバックをもらった友達ととりあえずおめでとうを言い合い、で、どうしよう、と。コールバックをもらえたんだから、次はそのブースに出向いていけばいいんですが、まだ心の準備ができてないし、どこから行ったらいいのか分からない。ディズニーに真っ先に向いたいところでしたが、かのスタジオは会場の一番奥中央に陣取っていて、すでに先輩方がずらっと並んでいましたし、とにかくラスボス感がすごくて怖そうだったんですよ(笑)なのでまずDreamworksから、ポートフォリオを抱きしめて、覚悟を決めて向い始めました。

それぞれのブースには、アートディレクターや人事部の人がだいたい各スタジオ2・3人(ディズニーだけは6人以上)いらしていて、ポートフォリオに対する講評や、今後の方向性や、スタジオがどんなアーティストを望んでいるのかなど色々お話ししてくれました。採用の際は部門べつに取るので、ポートフォリオを見る際も、ヴィジュアルディべロップメントか、ストーリーボードか、アニメーターか等、分野ごとにコールバックがかかります。私はまだ自分の方向性が決められていなかったので、ヴィジュアルとストーリーボードの混ざったような微妙なもので、量もたった10pほどでしたし、片言英語なうえに緊張していたのでさぞや支離滅裂な返答を繰り返していたはずですが、どこの方もとても丁寧にアドバイスをしてくださいました。興味深かったのは、スタジオによって評価されたポイントが違った事ですね。Dreamworksでは水彩でラフに描いたスケッチが意外と評価されましたが、ディズニーの方ではもうすこし完成された絵を求められたりなど、とにかく全てが勉強になりました。金曜の講演会などでは何度もお話を聞いていたスタジオの方たちでしたが、自分の作品についてアドバイスをいただけるのはまた貴重な体験でした。

あとで知った事ですが、今年は一年の名前が例年より多かったらしく、その理由のひとつは、一年生用のブースが例年より中央に設置されていたからということもあったらしいです。それでも四角い会場の壁際なんですが、例年はもはや会場の横の廊下にはみ出されるらしくて・・・(笑)つくづく運がよかったなあと。

夢のような不思議な半日が幕を閉じて、一夜明けた今でも夢だったのかなと思いますが、とても素敵な体験でした。ここで得たアドバイスを活かして、フィルム製作、そして来年のポートフォリオも頑張っていきたいものです。

最後に、ポートフォリオはTumblrに上げたので、興味ありましたら覗いてみてください。 http://hikaritoriumi.tumblr.com/post/113985611230/my-1st-year-portfolio

ではまた!

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