『こんにちは、2014年度よりカルアーツのキャラクターアニメーション科に在籍している鳥海です。現在Pixar Animation Studiosでアニメーションインターンをしています。この場をお借りしてカルアーツの様子やカリフォルニア留学生活についてを発信していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。』

*2016年12月、帰国中のTさんが留学コースの指導に加わりました。


これまでの “カルアーツ便り” 順を追って読みたい方は始めに下までスクロールしてご覧ください。

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2017.01.31 The world could always use more heroes! 

 

2016.12.25 Merry Christmas!

2016. 6.26  夏の住まい

2016. 6.26  Pixar Animation Internship

 2016. 6. 6   るろうの大移動

2016. 5. 8   お久しぶりです

2015.11.29 クリスタ!!

2015.11.13 Animation Layout

2015.10.10 DRIVING TEST〜茨のデスロード〜

 

カルアーツ便り①→

2015. 9.13  さらば夏休み!

2015. 8. 7   映画が好きだ!!!

2015. 6.28  PRODUCER'S SHOW

2015. 6. 6   CRUNCH TIME雑記

2015. 4.25  film完成!!!

2015. 3.20  PORTFOLIO DAY 

2015. 3. 8   Glen Keaneさん来校!! 

2015. 3. 2   youtubeのやれば出来た使い方 

2015. 2.13  GALLERY SHOW 

2015. 2. 1   ストーリーボードの話をしよう2 

2015. 1.16  勝手に紹介 

2015. 1. 2   ストーリーボードの話をしよう 

2014.11.27 48 HOUR FILM!!

2014.11.20 Pixar来校

2014.11.4   The Spookiest Halloween

2014.10.21 2Dアニメーション

2014.10.12 良薬は口に苦し

2014.10.1   鬼Maya

2014. 9.21  ジェームズ・バグスター来校!!

2014. 9. 8   オリエンウィーク終了

2014. 8.22  International Gateway Program はじめました。

2014. 8.17  ついにカルアーツ到着!


2017.01.31 The world could always use more heroes!

ご無沙汰してます、鳥海です。 新学期に入って最初の話題は趣味の話です。

 

Overwatch って皆さんご存知ですか。

今私がドハマりしているオンラインシューティングゲームなんですが、リリース前から大変な人気のゲームで、去年のGame of the Yearにも輝いた作品なんです。 キャラクターが入り乱れて戦うという意味ではスマッシュブラザーズみたいなゲームシステムを想像していただければいいんですが、それよりも3次元的で、チームワークと戦略が必要な構造になってます。もっと細かくゲームの醍醐味を語りたいところですが、まだまだ初心者の私が語るのは場違いなので、ここではこのゲームの最大の魅力、その世界観をちょっとご紹介したいと思います。

 

再結成されたヒーロー部隊

Overwatchとは世界の荒廃に立ち向かうため構成された国際組織。秀でた能力を持った世界中のヒーロー達は団結して世界に平和をもたらしました。けれどある時期を機に彼らは解散に追い込まれてしまいます。しかし再び世界の混乱を目の当たりにした彼らはOverwatch を再結成。世界中に散っていたヒーロー達は再びひとつの名のもとに立ち上がります。

 

プレーヤー達を掴んで離さないストーリーテリング

文字に起こすと結構漠然としたストーリーになってるのですが、これを肉付けしていくために、それぞれのキャラクターのバックグラウンドが色々なメディアで公開されているのですよ。 それの一つが短編映画。これはYoutubeで公開されているもので、すごいんですよクオリティが!!キャラクターデザインがどちらかというと日本のアニメに近いような、日本人にも親しみやすいスタイルになっていて、それがディズニー顔負けのアニメーションで動くんですから!!!しかもそれぞれのキャラのゲーム内での技をうまく組み込んだアクションになっていて、それがますますゲームの想像力を広げてくれるという。 まあ観てみてくださいな。

人種、性別の幅を超えた個性的なチームメイト

Overwatchの最大のテーマの一つが多様性。それを象徴するのがキャラクター達です。 彼らは世界各国から集められた精鋭たちということになっているのですが、とても個性豊かなんですよ。老若男女幅広いキャラクターが等しく活躍していて、かつそのデザインも、女の子だからみんな若く可愛く、とかだけではなくて、片目パッチの初老のお母さんキャラとか、短髪のムキムキなお姉さんもいたりして皆かっこいいんですよ~。そして彼らは皆違う国の出身なので、その国の文化を生かしたデザインになってます。それも絶妙で、いわゆるステレオタイプ、共通認識的なお国柄を活かしながらも、そこに新しいエッセンスを加えられていて、噛むほどに味が出る個性になっているんです。そして特に海外留学を目指している皆さんには英語版をプレイすることをお勧めしたいのですが、その最大の理由が彼らの台詞。英語版だと、基本は英語をみんな喋るんですが、必殺技とかを母国語で放つんですよ!!これがみんなすごくかっこよくて!!なので、英語の勉強にもなるのでぜひ英語版でトライしてみてくださいね。

とにかく惚れ惚れするんですよね。彼らはそれぞれ違うバックグラウンドを持ちながらも、それに過剰に固執することも無視することもなく、ひとつのチームとして協力していく姿が、国際性とはこうあるべきじゃないか、と。たかがゲームの話ですが、昨今のニュースを見ていると、ゲームからでも何でもいいから、少しでも社会の視野が広がってくれればいいのになと思ってしまいます。



2016.12.25 Merry Christmas!

ははは、大変ご無沙汰してます鳥海です!

インターンシップの始めにお便りを書いて以来、忙しくしているうちにアレヨアレヨと半年も過ぎてしまいました(^^;;

 

その間に進路についての悩みも色々ありましたが、あっという間に3年目の冬休みまで来ましたね。インターンについては詳しくは書けませんでしたが、イベントレポートでも書いていただいた通り、本当に素晴らしい経験をさせていただきました。人生で一番充実した夏と言っても過言ではないくらいです。

 

もう気づけばカルアーツでの大学生活も後半戦。これからは徐々に就職について具体的に考えていかなくちゃいけません。。。できればアメリカに残りたいものですが、今特に外国人の風当たり強くなってますからね、アメリカ、どうなることやらって感じですが、これからもぼちぼちではありますがお便り更新していきたいと思いますので、今後とも鳥海をよろしくお願いしますm(__)m

 

 



2016. 6.26 夏の住まい

立て続けに更新です、鳥海です。

ということでこの夏はサンフランシスコに住む事になったのですが、どうやって住んでいるかというとですね、このインターンシップ、寝床もついてくるんですよ!お給料貰えるだけじゃなくてなんと家賃まで出るという!しかもそれも、てっきり大学の寮みたいなのを覚悟で行ってみたらなんと立派な家具付きコンドミニアム!!しかもショッピングモールの上!!!ユニクロまである!!!

もっとも、いざインターンシップが始まったらもう大学以上に時間がなくて家にはほとんど寝に帰るだけぐらいなのですけれど、去年なんか6人住まいで、ベッドすらなくてマットレスの上で寝ていたので、家具がついていてちゃんとしたベッドがあるだけでもう有り難くて有り難くて…



2016.06.26 Pixar Animation Internship

こんにちは、鳥海です。

今回はご報告があるのです。

 

この夏、Pixar Animation Studiosにてアニメーションインターンシップに受かりましたああいぇええええいい!!!

そして実はもう来てます、6月6日が初日でした。

書こう書こうと思っているうちにもう3週間が経ってしまいました恐ろしい・・・

 

今年は7人アニメーションのインターンは受かって、皆ものすごい猛者たちです。私はもう最後尾を必死で追いかけるので毎日精一杯な日々で、ほとんど暇がないほど忙しいですが、忙しいながらもとても楽しいです。正直インターンシップがここまで楽しいとは思っていなかったほど充実した環境です。

 

あまり詳しいお話は書けませんが、夏の間、インターンの日常のちいさな話や、サンフランシスコの事を書いていきたいと思います。

 

それではまた〜



2016. 6. 6  るろうの大移動

こんにちは、鳥海です。

先週と先々週どばたでまたお世話になりました。授業にいらしてた方、お疲れ様でした。

 

今このお便りをサンフランシスコ行きの機内の中で書いてます。何でも直前にやる派なので今回の荷造りも昨日の夜追加のスーツケースを買って今朝家を出る一時間前になんとか終えるといった感じでした。一カ所に半年以上定住できない流浪の民はキツいです。

 

ということで、荷造り繋がりで今回は一ヶ月ほど前の学期末の引っ越しの話をしたいと思います。

今年の引っ越しはね、本当に疲れましたね。

去年は去年で、寮を引き払って一度日本に帰らないといけなかったので、ストレージに荷物を預けたりスーツケースの上に男友達に乗ってもらってやっと鍵を閉めたりそれでも入りきらなかったものは出て行く当日に地元ッ子の友達に頼んで預かってもらったりと色々やりましたが、今年も大変だった。いや、大変度でいえば今年の方が大変だった。

まず、荷物の量がさらに多い。 去年は2人部屋の小さな寮で、キッチンは階で共有のがあるくらいだったので、生活らしい生活は殆ど営まなかったのですが、2年目は仮にも一軒家住まいだったので、立派なキッチンもありましたしガレージもあったから荷物を置く所がいっぱいありました。すると当然一年かけて物がどんどん増えるわけで、引き払う頃になってその量の多さに愕然としました。

今年は机とか家具類も最低限自分たちで用意しないといけなかったからそれも解体しないといけない。プラス去年から引き継ぎの大箱3つ4つに加えて、今年新しく買った服だの本だのでさらに2箱ぐらい。それをなんとか共同のストレージに入れてもらって安心するのも束の間、物が片付いたら今度は家全体の大掃除をしないといけません。

 

これが凄まじくて…、ここには敢えて書くのを避けてましたが、うちの家、元々6人女子で借りた家、恥を忍んで書きますが、大ッ変汚かったんです。。。洗面所あたりは物こそ散らかってましたがまあ学生が住んだらこんな感じかなぁというレベル、問題はキッチンです…。前にも言いましたが6人全員アジア系で、国籍でいえば3カ国分入り交じってましたから、使う食材やらソースやらがとにかく多彩。料理はする子としない子どっちもいましたが、しない子ほど実は使った皿を洗わなかったり。そこに加えて2学期目は制作の長い長い修羅場が続きますから、家事をする時間は減るのに皿はなぜか増える一方。結果、湯婆婆もびっくりのお腐れキッチンになりました。

まず眼に飛び込んでくるのはゴミ箱。というかゴミ山です、ゴミ箱から溢れるどころか二倍の高さまで器用にも積み上げてあったんです。ゴミ山の横を見れば、シンクには残飯そのまま流れてるせいで排水口が詰まってまさにヘドロのような水?がシンクに満ちていて、これを3日に一度くらい誰か我慢できなくなった人が抜いていたんですが、千尋の形相で息止めて一気に引き抜くと、ゴポポ・・ポポポ・・と、なんとなくSkypeの回線通った時みたいな音がしてました。そして水が引くと底の方にキラキラ見えてくるのは砂金…ではなく可哀相なフォークとかスプーンとかでしたが。

 

はい、キッチンの話をしてたら脱線しましたね。ともかく、そんな家を入居当時の姿に戻すのがどれだけの重労働だったかご想像いただけるでしょうか。。。んでもってそれを6人で責任もってやるならまだしも、旅立ちの日にちが違ったりそもそも一人は2学期の初めに休学して国帰ってたりしたせいで実質3人でやんないといけなかったんですよ!!(怒)

だけどキレイにしないと大家に怒られて前払金返してもらえないかも知れないし、荷物の上げ下げとかでボロボロになった身体に鞭打ってなんとか全部屋片付けました。でも戦いは終わりじゃないんです…私はこの引っ越しの本当の戦いを翌日に控えていたのです。

 

今回私は夏にサンフランシスコでインターンシップをすることになっていたので、じゃあ車もあることだし、LAからSFまで荷物載せてドライブじゃないか!とちょっと前の私は思いつきました。そしたらルームメイトの友達も「私もSF観光してみたい!」と。

おしっ、乗ってけ!と二人一台での縦断ドライブを計画しましたが、二人といっても免許を持ってるのは私だけ。けれど荷物は二人分、それも友達もSFから国に帰るのでデカいスーツケース2つ、そして私は日本に持ち帰るためのスーツケース加えて夏SFでの生活用の荷物諸々をちっさなカローラに積まなくちゃいけなかったのです。

かろうじて一番大きいスーツケース2つがトランクに入る事を前夜中に確認して、あとはもう当日の朝に全部詰め込める事を信じて、何はともあれ運転手は寝ました。なんたって6時間ぶっつづけの長時間運転が控えてるんです、大家に罰金は取られても運転中に睡魔に命を取られるなんて事だけは避けなければ…しかも友達乗ってるし。

 

翌朝、出発の9時、絶対に寝過ごせないし眠くなっちゃいけないという緊張で眼はガッツリ冴えてました。そして残りの荷物をなんとか全て車に積み込み、箱に入らなかった本は荷物の隙間に裸でギュウギュウ詰めて、ついに引っ越し完了! 全部入りきった時本当にちょっと感動しました。この車に俺という人間を形作るもの全部詰まってる、みたいななんか誇らしい感じが。 SFまでは、別の友達、SF出身の友達の車とそのご両親の車に挟まれてキャラバンみたく旅をしました。運転は私だけだったとはいえ、気の置けない友人と好きな曲を掛けながらの縦断はなかなか楽しかったです。カリフォルニアは大体砂漠ですが、それでも北に上がるにつれて段々景色が変ってきて、最後とうとう辿り着いたサンフランシスコの湾を見た時の感動はひとしおでした。。。

 

と、学業に関係のない話をまた長々と書いてしまいましたが、最近つくづく思うのは、流浪の民はキツいですね。毎年引っ越しだとか半年置きにスーツケース持って行ったり来たりするのは留学生の性分上しかたないことですが、体力かなり削られるし、毎回旅立ちの度にオセンチになるのは精神的にも疲れるんですよ!どっかひとところでぼーっと一年くらい暮らしたい。

何が言いたいかって、日本をたった2週間で去らなきゃいけないのが寂しいって話です要は。



2016. 5. 8  お久しぶりです

大変ご無沙汰してます、鳥海です。

生きてますよ!いやあ、春学期全くもって一度も更新しませんでしたね、自分でも驚きです。。。

戸沢先生に生存確認のメールまでいただいてしまうくらいに全く何も通信してませんでした。

 

それには色々あったんですよ〜。

春学期なのでスケジュールとしては去年と同じなんですが、フィルム制作が去年よりもかなりスケジュール的にタフでしたし、そのせいで何度か体調を崩しましたし、ラボに籠っている以外の時間はほとんど布団で寝ている生活だったので、あんまり書いても面白くないかなと、ご了承ください…

もちろん他に良い事もイベントもいくつかあったので、またおいおいアップデートしていきたいと思います。 また戻って参りましたので、どうぞよろしく。

今はもう5月なので、フィルムの締め切りも終わり、来週の水曜がProducer’s Showです、って言おうとしたのですがこれを書いている間にもすでに一週間過ぎてProducer’s show も終りました。来週が春学期も終わります(笑)

二年目って本当に飛ぶように過ぎますね。

今まで書いていなかった分をこれからちょっとずつですが更新していきたいと思いますので、どうぞ今後ともご愛読ください!!

 

ちなみに上の写真はたまたま学校で撮ったんですが、なんとなく共感してしまう何かが漂ってたので。



2015.11.29 クリスタ!!

ご無沙汰してます〜、ギリ11月に更新します。

気づけばもう残すところ3週間になってしまったことに冷や汗と胃酸が滲みますが、同時にあと3週間で愛しき故郷に帰れると思うと浮き足立って、板挟みの心境の今日この頃です。


さて、今回はちょっとアニメーション科の話からは逸れまして、カルアーツで受ける事になる他の授業、Critical Studies 略してクリスタの話をしたいと思います。

このcritical studiesというのは分野の名前なのですが、いわゆる大学の講義のことです。毎週リーディングが出て、授業でそれについてディスカッションして、定期的に小論文を書くという感じなんですが、英語に苦手意識のある肩のために言わせてください。

カルアーツのクリスタはか な り 緩いです。

一年目の最初の頃はまだ程度が分からなかったんでエッセイ期日のたびにチューターさんに通い詰めて真剣に文章直してたのですが、今年はもー酷いです。正直高校の頃の方がまともな文章書いてたかもしれないってレベルの低空飛行なんですが、落ちなければいいんですよアニメーターなんで!!

英語イマイチな外国人がこの気合いでやってどうにかなってしまうんですから、どのくらいこのクリスタが緩いかお分かりいただけるでしょうか。


で、その緩さはともかくとして具体的にどんなクラスがあるのかといいますとね、


例えば去年必修で取らされたCritical Foundationクラス。

これは一年生ほぼ全員集められてシアターで講義を受けて、それについてのディスカッションをするためにまた後日小グループに分かれてセッションが行われるという形式で、アートに関する一般的な話題、ジェンダーとかインターネットとか人種問題とか扱ったんですが、最初の数週間こそ、ここは自己主張の国アメリカなんだから自分も何か発言せねばと必死になってましたが、段々別にそこまで出しゃばらなくても成績に響かないと分かってしまってからは、もっぱら慢性的に足りてない睡眠を補完する時間に使うようになってました。


あと去年は他にも”ラテンアメリカの音楽と政治”みたいなのも取りました。ソンとサルサの違いなんて耳じゃ欠片も分からないままレポートにとにかく単語並べているうちになんとか単位取りました。本当に何も思い出せない…。


今年はもうちょっとアニメーションに役に立つ内容取りたいと思って、”Introduction To Anatomy”、解剖学入門取ってみたんですよ。ちょっとはデッサンの知識の足しになるかと思ったんですけど、仕組みとか動きが云々じゃなくてとにかく暗記地獄でした。高校時代に一度は鍛えた短期記憶の埃をふるい落として挑んでいるんですが、もはや英語にすら聴こえない単語を片っ端から覚えるのは留学生なかなかきついっすね。semimembranosusってなんか恐竜の名前みたいだよねぇ、そういえばPixarのGood Dinosourもうすぐ公開だねぇ、楽しみだねぇ、ぐらいの会話が私たちの限界です。

でも暗記して定期テストに備えればいいだけなので楽な授業としての評判なんですが、エッセイの課題が一回だけ出て、それがなんと『自分で新しい生き物を考えて、習った言葉を使って説明してみましょう』という、小学校みたいな宿題なんですよ。しかも絵付きの。それに使うべき専門用語はすでに紙に書いてあって、それを多少文法的に崩壊していようが捩じ込めばそれでいいという、芸術学生に大変フレンドリーなクラスです。私はウサギ人間を適当に描いたんですが、Medial LineとかDorsalだとか使い方のよく分からない単語を消化するためにあっちこっちに追加で体毛を生やして説明を増やしたらかなり気持ちの悪いバランスの生き物になってました、が、点数取れたから良いんです。


あと今年はー、Disney Feature(本名長くて忘れました)というクラス取ってます。これは歴代のディズニー映画を観ながらWalt Disney の半生とスタジオの歴史を考察するといったすっごいカルアーツらしいクラスなのですが、3時間の授業時間の中で、大抵一回一本、長編も普通に最初から最後まで全部観るんですよ。しかも学内で一番立派なシアターで上映なんで、これが水曜の朝イチのクラスじゃなかったら最高に贅沢な鑑賞会なんですがね。いつもフカフカの席でたっぷり一時間以上睡眠とって終ってます… でも長編は白雪姫からほぼ全部観てましたが、戦争前後に作られた短編などは名前すら知らないものも多くて、あのディズニーでもお金足りなくて短編作ってたりしてた時期があったんですよねぇ。勉強になります。


・・・すみません、なんだか今回は授業料払ってくれている親に顔向けできないような話ばかりだったんですが、でも実はこんなに緩かったりもするから意外と大丈夫だよ!と、留学したいけど英語が不安な誰かの背中を少しでも押せたらという一心でさらけ出してます。

しかし全て寝ながらやり過ごしているわけではないんですよ!

”Refugee Narrative”という授業を去年の春学期に取って、訳すと”難民の物語”でしょうか。 初めは単位を補うために一番課題が楽そうなのを適当に選んだだけだったんですけど、毎回出される課題図書やドキュメンタリーを観るうちに、留学に来ている自分の境遇と相まって、生まれた国を離れて違う文化圏で生活するという事について真剣に考えるようになっていました。こればかりは肌で体感するしか知りようのない感覚ですよね。それだけに人によって感じるものも三者三様で、たとえ同じ日本人の外見だったとしても、日本である程度の期間を過ごした上で渡米してきた人と、日本人の両親のもとでアメリカに生まれ育った人と、生まれは日本だけど幼少時代は他国を転々として今はアメリカにいる人では、アイデンティティも国境の価値観も全然違うんですよね。

同じ血を分かつ人の間でもそれだけ違いがあるわけで、そして国の数だけその違いがかけ算されるのだから、アイデンティティや人種問題をおしなべて語ろうとするのは意味がないわけで、おそらく教授は自身がアイルランド移民でもあったからそれをよく知っていたんでしょう、いつも授業の論点は難民問題を引き起こす戦争云々というより、他国に移っていった彼らがどのようにその後生きていくのかという個人個人の物語に置かれていていました。そしてファイナルプロジェクトは各自身近な人にインタビューを行うというものだったんですが、難民でなくとも移民としてこの国に来た人を探して話を聞くということで、私も自分のメンターの先生にお話を伺いました。イランに生まれながらも革命のせいで学生時代はイギリスで過ごし、そこでアーティストとしての地位を確立したのち今はアメリカで教鞭も取っているという、ボーダーレスを体現したような彼女のお話は今でも深く印象に残っています。そんな人たちが、私には想像すらできないような道を歩いて来た人たちが、混じり合ったり固まり合ったりしながらも共存して一つの国として成り立ってるんだからアメリカって不思議だよなぁと、結局の感想はいつもそこに行き着くのですけれど。


技術を上げなきゃ、カッコ良くしなきゃとばかり絵を描いているとつい怠りがちなテーマの模索も、クリスタを通してもしっかり続けていきたいものです。


本日はこれくらいで、ではまた!



2015.11.13 Animation Layout

大変ご無沙汰しております、鳥海です。

 

うわああああもう11月も半ばですよ!!!どういうことでしょうこれは!?

二年目は楽かと思っていたらそんなことは全然なくて、課題に追われているうちにあれよあれよと11月になってしまったことに動揺と焦燥を隠しきれません。この記事だって本当は9月に載せる予定にしていたのに2ヶ月ペロッと経っちゃって、もう1ヶ月くらいしか秋学期残されてないんです!ショックです。一年目の方が課題は多かったはずなのになんであんなに色々出来てたんだろう…おそらく学校から離れて家に住み始めたからなんだろうな。前みたいに徒歩一分で教室にいける寮生活じゃないから、思っている以上に隙間時間が雑用と登下校に費やされているに違いない、じゃなきゃこの効率の悪さに説明がつかない…。

 

まあそんなことはどうでもいいんです、今回は真面目に授業の話をしたいと思いますよ!

二年目に入ってから、新しい授業がいくつか増えたのですが、そのひとつがAnimation Layout。 これは文字通りアニメーション制作におけるレイアウト作業の勉強をするクラスですが、そのレイアウトってなんなのかというとですね、各ショットが人物と背景込みでどういう構図になるのかという設計図…のようなものです。

『スタジオジブリ・レイアウト展 図録』より高畑勲監督の説明を引用しますと、

 

”各ショットに監視、絵コンテで指示された内容と構図が以後の制作行程で間違いなく画面上に達成されるために、その全体的構図、カメラアングル、人物のサイズと配置、その動きの概略、そして背景の空間的構成要素、とくに人物の動きと関連する箇所などを、実際の作画・作景とまったく同サイズの用紙上に、鉛筆画で設計すること。”

 

だそうです。

で、授業としては毎回与えられた課題に沿ってレイアウトを一枚仕上げてきて、それをクラスで講評し合い、また次のレクチャーに進むというものなのですが、このレイアウト一枚仕上げるのが予想外にしんどいんですよ…。なにしろ画面全部描かないといけないので、画面隅々まで描き込むイラストを毎週一枚仕上げないといけない感じですよね。それに残念な事に、本来一年目でPerspective(遠近法)の授業があるはずなんですが、私たちは担当の教授がその学期学校に来れなかったがために授業自体が省かれた不遇の世代なので、遠近法を遵守した背景を描く事に対して人一倍の劣等感があるんです…。


と、言い訳をしていても仕方が無いので苦手なりに取り組むわけですが、まずアイデアと構図決めが私の場合一番難儀で。二点透視図法でとか、Film Noirのライティングで、とか毎回技術的なお題は出されるのですが、舞台やキャラクターの設定は有り難い?ことに自由なので、どんなアングルが一番構図が活きるだろうか、どんな場所にしたらハッとする絵になるだろうか、とか、自分のあらん限りの引き出し全開で考えるわけですよ。そうやっていて気づいたのは、やっぱり一度どこかで見た事あるものしか引っ張りだせないんですね、人というのは。パクるという意味ではなくて、どこかで見かけて無意識にでも自分の引き出しに閉まっておいたものの組み合わせで自分の想像力は養われているというか。講評で皆の絵が一斉に並ぶとそれが尚更如実に分かるんですよ。やっぱりアメリカ人はそれらしい構図とテーマになっているし、私はちょっと気を抜くとすぐ日本っぽさというかアジアっぽさが出ちゃうしで。だから、旅行でも映画でも漫画でもなんでもいいからとにかく色々自分の眼に焼き付けて、自分の引き出しを増やしておかないとやっていけないなと。

しかしレイアウト自体をまだ描き慣れていないから自分の引き出しすらもよく探せない。そういうときはひたすら色々見て、付け焼き刃でもいいからアイデアをひたすら探すのみ!


ということで私のレイアウト一推し本を挙げますとね、


先ほど引用した『スタジオジブリ・レイアウト展 図録』  

アニメーションレイアウトといえばまずこの本ですよね!!展示会の図録なので、もう中古じゃないと手に入りづらいかと思いますが、ジブリが作ると図録もこんなことになるのかという圧巻の量です。もう何度も見た作品でも、そのショットが鉛筆画で単純化されているとレイアウトとして改めて勉強できますし、なにより鉛筆の線がどれをとっても本当に細やかで伸びやかで美しくて、それだけで眼福です。開くたびに新しい発見があります。

それから『鉄コン筋クリート ART BOOK クロside 基礎工事編』 

先頭2冊とも私の趣味全開のラインナップになってますが私のオススメなので悪しからず。けど鉄コン信者は私だけじゃないですよ、この授業でもまさにこの本から絵をコピーしたのが資料として配られたことがあります。この本はもはや一枚一枚が絵画です、絵画。宝町の多国籍な町並みの1シーン1シーンが細密な鉛筆画で切り取られています。キャラクターすら入っていない白黒の背景が、なぜこんなに物語性に溢れて、懐かしくどこか寂しく感じるのでしょう…。


それから 『CANNABIS WORKS―田中達之作品集

こぉれも凄い。圧巻のイラスト集です。人物も建物も色も全部完璧って一体どういう事なんでしょう。それに加えて構図が洗練されていてカッコいいから、その画力の高さがさらに際立って見えるんですよね。巻末にアニメーターをやっていらした頃の二十歳くらいに描いた絵も少し載っているんですがすでに完成された画力で、見ても何の励ましにもならないです。ウソです、開くたびにインスパイアされる名画集です。


 例によってまた偏ってきたので続きは英語編。『 The Visual Story


これはレイアウトというより映像の構図全般についての本なんですが、フィルムメイキングに関わるこっちの人ならほぼ皆知ってる名著。ストーリーにも起承転結があるなら、絵だってその起承転結に合った構図であるべきだ、というセオリーを実例を以て徹底的に語っている本です。 著者のBruce Blockさんはちょうどこのあいだ大学に特別レクチャーに来てくれました。眼からウロコの教えが多すぎてレクチャー自体は起承転結というより最初から怒濤のクライマックスという情報量でしたが、シアターから出てくる頃には構図の考え方が変わってました。


あと日本での知名度は高くないんですがこっちでは不朽の名作『Prince of Egypt』のアートブック。

まだ観てない人は今すぐ観てくださいとしか言いようがないです。私の中ではシュレックを越える、Dreamworksの最高傑作として刻まれてます。というかアニメーション映画の最高傑作と言っても過言ではないです。どちらかというと大人の方がより楽しめるこんな深い映画を、幼稚園児だった私に見せて感化してくれた母に感謝してます。Whitney Houstonと Mariah Careyの歌った主題歌はうちの学科では誰もが空で歌えます。とにかく観ていただきたい一本です。逸れましたがもちろん構図も大変美しいのでそこも必見です。















課題はしんどいですが、それだけに確かに自分の引き出しとスキルが少しずつ増えていくのが実感できるクラスです。実は一番好きかもしれません。

 

それではまた!



2015.10.10 DRIVING TEST 〜茨のデスロード〜

ご無沙汰してます、鳥海です!

気がつけば早くも新学期4週目が終わってましたが、今日はちょっと学校とは関係のない話、カリフォルニアでのサバイバルに欠かせない車の話をしたいと思います。


結果を先に言えば、先日カリフォルニアの運転免許を取ってきたんですよ!

しかしここまで辿り着くのに結構な気苦労と多くの人の助けを要しまして、おそらくこれからカリフォルニアに来て運転免許を取らんとする誰もが乗り越えていく茨の道だと思われるので、こんな奴でも受かりましたよと、少しでも道を通りやすく感じて欲しいという思いで綴っております。ちなみに詳しい書類や交通ルール注意点などについては丁寧で面白おかしいブログが世にたくさんありますのでそちらを参考になさってください。ハッキリ言って私の話は本当に慰め程度にしかなりませんので、悪しからず。



まずですね、カリフォルニアは車なしでは生きていけない土地であることは去年の私の修行僧の如き生活ぶりからお察しいただけるでしょうが、留学生が運転するにはどうしたらいいかというと、こちらで一から免許を取らないといけないんです。DMV(Department of Motor Vehicles)と呼ばれる施設に行かないといけないんです。運転試験上券日本の免許、国際免許、どれも全く役に立ちません。というのは、国際免許はあくまで商業、旅行者用なので、こっちに腰据えて勉強に来るつもりの学生(学生ビザで入国している人間)についてはちゃんと州の認める免許を取らないと運転させてやらねえよと。なので筆記テストと実技テスト、両方受けないと行けないんです。申し訳程度に渡米後10日間だけ学生も国際免許で運転することが許されているのですが、そんなの焼け石に水の温情ですし、さらにひどいんですよ、カリフォルニア州は!!在米の方のブログを読んでいて、

「国際免許を持っていれば、筆記テスト受かるとPermit(免許持ってる同乗者がいないと運転できない)じゃなくてTemporary(2ヶ月間だけ一人でも運転できる)がもらえる」

と書いてあったので、それを信じて筆記テストを受けたのですが、合格して渡されたのはただのPermit。念を押して聞いてみたら、最近また一段と規制が厳しくなったようで、2015年現在、もう国際免許保持者にはTemporaryを渡していないんだそうです。つまり国際免許を持っているメリットはほぼゼロ

しかし私は車買っちゃったんです。だからもう意地でも本免許を取るしか無いということで、こちらに到着してから1ヶ月、肩身の狭い思いをしながら、私の血と冷や汗の滲む運転練習は続いたのです。



長い道のりだったうえに私の話も長いのでさっさと実技試験当日の話に進みたいのですが、筆記試験についても一応言及しておきます、ハッキリ言ってすごく簡単です。日本の教習所で講義を何回も聞いて覚えるみたいなのは一切必要なく、ぶっちゃけ私はテスト当日の午前中に初めてハンドブック開いて過去問解いてどうにかなりました。DMVの公式サイトで過去問がたくさん上がっているので、それを一通り解いて問題形式に慣れつつ、分からないところをハンドブックでおさらいする程度で十分クリアできると思います。ただ右車線である他にも、日本とは違う交通ルールがちょいちょいあるのでそれだけ気をつけてください。

それから持ち物も注意。詳しい事は他のサイトに載っているので割愛しますが、私が一苦労したのはI-94という書類。これは最終入国時の状況(ビザの種類など)が記されているもの(あくまで私の定義です)で、オンラインですぐに発行できるのですが、恥ずかしながら入国のたびに更新されるものだという認識が欠けてて古いものしか持ってきていなくて、慌てて近くのFedex Officeで新しいのを印刷して閉館ギリギリに出直すという綱渡りをやりましたので、これから受ける方は事前準備しっかりなさってください。



なんだかんだありながら筆記はクリア、Permitしかもらえなかったもののとりあえず実技テストの予約は入れられたので、来るべき勝負のために闇練を積み、実技試験当日。正午の試験の前に、テスト以前の最大の懸念事項であったregistration cardについて聞きにいくため、かつ道の最終練習のために、朝も早くからNew HallのDMVへ。はい、また新しいワードが出ました、registration card。これは車を買ったらDMVに届け出て受け取る登録証なのですが、これがまた登録しても2、3ヶ月は手元に届かないというアメリカンお役所仕事。遅いのが普通なので万が一持ってなくても「新車だ」と言えばどうにかなるとどこかのサイトに書いてあったのですが、車のInsurance Cardとコレの持参を義務づけられている以上やっぱり念のため、「今日実技テストを受ける予定なんですが、車買ったばかりでregistration cardがまだ届いてないんです。それでもテストは受けられますか」と質問。ここで切られると後がないので食い下がる気満々、必要とあれば追加で払ってやるくらいの意気込みでいたのですが、なんとあっさり「期限が切れてないなら問題ない」と一言で片付けられました。拍子抜けしたものの一安心。家に戻って車の掃除をしながら時間を待って、とうとう正午、今回付き添いで来てくれる友達と一緒に再びDMVに向いました。



受験者用窓口でregistration cardの件を説明するとあっさりOK。そしてやはり「付き添いの免許保持者は?」とも聞かれました。その子が免許を提示すればこれもまたあっさりOK。そうして手続きは事も無く進み、じゃあ車を受験者レーンにつけて待ってなさい、とついに秒読み段階。 レーンには他にも受験者が何台か止まっていて、順番が来るとまず運転前の確認を停車した状態でやります。手信号したり各装置の場所の確認とかなので、ここは事前に質問事項と自分の車の各装置の場所さえ分かっていれば難なくクリアできます。そしてついに私の番に。試験官は白髪のおじいさんで、毎日延々とこれをやってるんだろうなという事が伝わってくるくたびれた声色で点検をして、いざ運転開始しました。


New HallのDMVは西側に出れば大通りになっていますが、東側は坂の多い住宅街。そしてネットで誰かがアップしていた試験のルートとは案の定違う角で曲がるよう言われ、これはもうとにかく運転に専念するしかないと腹を決めていたら、

「Turn right, MIGI」

ん?今もしかして“ミギ”って言った…?

早々に余計なクエスチョンマークが頭に浮かび始めた私をよそにおじさんはワンテンポ遅めな方向指示を「Then turn left, HIDARI」「Go strait, MASSUGU」と次々に繰り出してきます。やっぱりだ、このおじさん日本語で指示出してくれてるよ(笑)助手席から聴こえる奇妙な日本語にちょっと緊張もほぐれかけた序盤、ごちゃごちゃした住宅街の三叉路にさしかかりました。その急な角度に早くも嫌な予感がしていたんです、ここで右折とか言われたくないなと。

「MIGI」

無情にも右折だったので周囲を気にしながら曲がり始めます。そして慎重にハンドルを切った0.5秒後、ハッとして道路を見たら、


あれ、もしかして対向車線に入ってる…?


おじさんの妙な日本語に喚起されたのか、まさかこんな肝心なときに左車線の日本人気質が目覚めるなんて... (単に緊張とハンドルさばきが弱いだけのペーパードライバー) すぐに右車線に戻ったので大事には至りませんでしたが流石におじさんも「Are you ok?」と本気で聞いてくる状況。


落ちた…。


嗚呼、こんなにあっさり落ちた…この一ヶ月の準備と苦労が全て水の泡…親になんて言おう…また友達に付き添いで来てもらわないといけない…暗い未来図が次々に頭をよぎりました。

一応こちらの運転テストの採点のされ方を説明しておくと、細かい減点は合計15個まで許されるのですが、致命的なミスはcritical errorということでひとつでもやらかせば一発アウトになります。事前にその犯しちゃいけない禁忌のリストを何度も読み込んでいたのですが、流石に反対車線にはみ出すのはリストに載せるまでもない愚行でしょうから、しかも試験官に大丈夫かって聞かれちゃったし、もうこれは落第決定だと。


わずかな希望さえ抱く気にもならず、仏面のような静けさでその後15分くらい、言われるがままに運転し続けました。散々練習を積んだ西側はほとんど掠らず、初めて通る東の坂の多い住宅街を縫うように走っていましたがもはや緊張すらせず、黙って路肩に止めて、バックして、また発進。そうしてやっとDMVに戻り、判決の時。もちろん開口一番あのはみ出した右折について危ないよって諭され、返す言葉もなく頷いてますと、やる気無さげに評価シートを返され、

「Okay, you passed」


あ、どうも…え?…受かったんですか?

「そうだけど」

わたし受かったんですか!!!?

「変えてほしいってんなら変えるよ」

いやいやいや良いですThank you so much!!

「はいはい、アリガト」

お、おお、はい!アリガトウゴザイマス!!!


なんとこうして、100パー諦めた一発合格を果たしてしまったのです。結果、反対車線にはみ出たのはハンドル操作ちょっとだけミスったくらいに受け止めてもらえたみたいで、むしろその後緊張も何もない沈殿状態で落ち着いて運転できたので逆に良かったのかもしれません…。あのやる気ないおじいさんはアジア人に理解のあるメチャクチャ良い人でした。そしてずっと待っていてくれた友達に飛びついて合格の喜びを分かち合い、とうとう手にしたTemporary licenseを手に(本物のカードは2、3週間ほどで届くそう)晴れてDMVを後にしたのでした。


それが約2週間前。今ではほぼ毎日ルームメイト乗せて学校行ったり買い出し行ったりしてます。免許取って一ヶ月未満の車に乗ってくる彼らの度胸がすごいです。


それではまた!